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副業と青色申告 準備編(2021冬)

お金

デザイナーのデコは副業で稼ぐことがあります。(職場公認)
しばらくやっていませんでしたが、最近再開したということで、一応FPの勉強をした私は的確なアドバイスをしなければ!と張り切って、勉強し直してみました。

まずは、↓↓ここで診断してみてやる気を出します。

副業の税額診断 | 1分で所得税・住民税・社会保険料を算出 (freee.co.jp)

ちゃんと読み進んでリンクにも飛ぶと、国税庁よりずっとわかりやすく解説してくれています。

過去の失敗

3年前にデコが副業した際に、「確定申告しなきゃだめなの?」と尋ねられ、調べた結果しなきゃダメだったので、普通に白色申告。
結果、翌年のデコの住民税が大変なことに(;^_^A
ちなみに副業収入が嬉しかったデコは、私たちに草津旅行をプレゼントしてくれるなどの大盤振る舞いであっという間に副業収入を使い果たしていたのでした。

メルカリで稼いでいる人も要注意! 確定申告とは

確定申告とは

毎年2/16~3/15に行う
前年度の所得を申告し、所得を確定させる作業。
これによって前年度の所得税額とこれから収める住民税額が決まります。
サラリーマンは会社が年末調整で行ってくれますが、場合によっては確定申告が必要な場合もあります。

サラリーマンだけど確定申告が必要な人とは

①給与収入が2千万円以上の人
②年末調整では控除できない控除がある人
  寄付金控除、雑損控除、医療費控除、住宅借入金等特別控除(初回)など
③複数の会社で給与を受け取っている人
④給与所得以外に20万円以上の所得がある人
 (給与をもらっていない主婦などの場合は48万円以上の所得がある人)

この日記のタイトルに「2021冬」と書きましたが、法律はどんどん変わります。
YouTubeなどで色々な人がわかりやすく解説してくれていますが、いつの情報なのか気を付けなければなりません。
国税庁ホームページに行くのが一番確実ですが、読むことを脳が拒否しますよね、、毎年改善されているとは思いますが、、日本語なのに難しくて、私レベルだと理解するのにかなりのエネルギーを要します。

今回学びたい④については国税庁のホームページに「副収入などがある方の確定申告」というページがありました。これに従って申告した場合は雑所得として白色申告となります。
(うちの場合3年前、従わなきゃ良かった・・・と今になって思っているわけですが・・・)

副収入などがある方の確定申告|国税庁 (nta.go.jp)

説明書がPDFになっていて、見てみると計算書の項目に「シェアリングエコノミーや副業で得た⾦銭等の合計額」とあります。
シェアリングエコノミーとは、所有しているモノや場所・スキルなどをインターネット上のプラットフォームを介して、個人間でシェア(貸借・売買・提供)していく新しい経済の動き とのこと。

つまり、物販や動画編集、ライターなどで稼いでいる場合はこれに該当しますが、じゃあ、メルカリで20万円以上の所得があった場合、全員が確定申告が必要か?というと、そうでもない。

【確定申告不要】
家にある不用品を販売 → 生活に通常必要な動産の譲渡による所得に該当し、非課税。

【確定申告必要】
貴金属や宝石、骨董品などで30万円を超えるものを販売
商品を継続して営利目的で販売
→ 事業所得または雑所得で申告

ところで、所得とは

収入から経費(※)を引いたものを所得といいます。
所得には10種類ありますが、とりあえず今回関係する3つだけ書いておくと、

■給与所得 お給料を受け取っている人の所得
■事業所得 営利的に継続性をもって事業に取り組んでいる人の事業による所得
■雑所得  継続性なく、一時的に入ってきた所得

※メルカリで商品を営利目的で販売した場合、認められる経費とは、梱包費、梱包材料、販売手数料、パソコン・スマホの通信費などになります。
※個人事業主が家を事業所にしている場合、家賃なども経費とすることができます。(家事按分) 

<< 事業所得(青色) と 雑所得(白色) >>
  節税効果が大きいのは、事業所得です。
  副業の事業所得が赤字だった場合、給与所得の黒字から事業所得の赤字を相殺できます。(損益通算)
  例:給与所得 200万
    事業所得 ▲50万
    課税所得 150万 ←これに対して税金がかかる
  雑所得だと、この相殺ができません。では、事業所得とするにはどうすれば良いのか?

  ずばり、開業が必要です!そして個人事業者となり、記帳を行い、決算を行い、収支内訳書または青色決算書を作成した上で、確定申告書を作成する必要があります。
  ぎゃー!ムリー!ってなりますよね。
  でも私は今回、デコにこれをやらせようと思っています。

青色申告の準備

白と青の違いはこんな感じ。

■開業届,青色申告承認申請書は、無料で簡単に作れそうなサービスがありました。
 開業届は出し遅れてもペナルティは無いらしいです。

freee開業

個人事業主の開業支援サービス「マネーフォワード クラウド開業届」 (moneyforward.com)

■複式簿記で記録
 簿記の知識はどうしても必要となります。簿記は頑張れば独学で取れます。(私は2級を1度落ちてその後受けてないけど。)今回は3級の私とこれから勉強するデコで頑張ります。
 会計ソフトは上記のfreeeやマネーフォワードにもありますが、有料(月額1000円弱)なのでデコの規模では使うのもったいない。これでお試しかな。↓↓

会計ソフトが無料|ずっと0円なのは「フリーウェイ経理Lite」 (freeway-keiri.com)

まとめ

というわけで、デコの青色申告ができたのかどうかはまた後日のご報告となります。
税務署に「いや、これは雑所得でしょ」と言われてしまう可能性もあります。

働き方も変わってきていますが、副業するにはやはり職場の許可が必要なので「どうせできないし~」と、諦めてしまいがちですよね。
でも、できるようになるかもしれないし!
青色申告というものがあって、もしできたらこれだけお得!という知識があるのとないのでは全然違います。3年前、私には知識がなかったので、、。国税庁のホームページの「個人事業主の方はこちら」 というところに進むべきだったのでしょうけど、

個人事業者の方の確定申告|国税庁 (nta.go.jp)

あ~、でも当時は進んだところでハードルの高さに怯んでいたかなぁ。簿記とFPをかじった今だから、できる後悔かも。

年末調整、確かに何もしなくていいのでラクチンですが、源泉徴収というのは国が税金の集金を会社に代行させて確実に税金を取るシステムです。
私たちがこれに対抗するには控除を勝ち取ることが重要です。
青色申告の特別控除65万円は魅力的!!

コロナで出かけられなくて暇だったら、簿記の勉強をお勧めします。
私もいつか何かで開業したいなぁ。

コメント

  1. デコ より:

    心強い!!
    私もこれからは張り切ってNISAとか貯金をやっていこうと思ってるよ
    お得になるなら節税の勉強も頑張らなきゃ〜

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