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バツイチまでの道のり

私が離婚したのは2000年の年末。もう20年以上前になります。
勢いで急いで離婚したわけではなく、冷静に落ち着いて離婚準備をしました。今で言う、リコカツ?
離婚を考えている場合、特に子供がいる場合は、きちんと準備することをお勧めします。
準備と情報収集、手続きが大事です。

離婚決意

もう無理だな。と、29歳にて決意。母と妹と子供たちと北海道旅行し、そこで決意表明しました。
23で結婚して30で離婚。結婚も離婚も一切後悔はしていません。
大好きでずっと一緒にいたい!と思ったから結婚したし、今、全然幸せではない。もうこれ以上頑張れない。と思ったので離婚しました。

私一人の方が子供達もちゃんと育つ!という根拠のない自信もありました。決める前1年半が色々と辛すぎて、決めたらスッキリ前向きになれましたね。
1年半悩んでうまく行かないんだからこの先何十年もやってられるか!もったいない! って感じですね( `ー´)ノ

3組に1組離婚という今、みんなどんな風に決断するんでしょう?離婚は結婚より数倍エネルギー使いますよね。。
そうそう、離婚手続きに入る前に市役所でやってた「無料法律相談」に行ってみたことがありました。名前のこととか法定調書のこととか相談できるのかな、と思って。
でもそこにいたおじいちゃん弁護士は、
「暴力もなくてお給料も渡してくれててそんな小さい子供がいるのになんで離婚するの?しない方がいいよ。あなた仕事してないんでしょ?大変だよ。子供のこと考えなさいよ。」
って。

いやいや、離婚するのはもう決まってるしあんたに関係ないでしょ、「離婚した方がいいですか?」って相談しに来たわけじゃないんですけど(-“-)

さすが無料、役立たずめ! と、ぷんぷん怒りながら帰った記憶があります。

やっていけるか?試算

専業主婦スタートなので経済的に自立できるか?を試算。
1. 国から、都道府県からもらえる手当は全部でいくらか?
2. 自分でいくら稼げるか?
上記だけで生活できるか?(養育費はもちろん請求するけど滞ってもやっていけるのか?)

これを調べるのが、私のPCデビューでした。家にパソコンはあったけど、当時は電話線を抜いて、パソコンを繋いで、っていう時代で(;^ω^) 今みたいに繋ぎ放題ではなかったしスピードも今とは比べ物にならないほど遅かったんじゃないかな。
今は何でもパソコンやスマホでググれるけど、当時は大変でしたよ。

経済的には、まあ、やっていけるな って楽観的。
実際、結婚していて旦那のお給料だけでお小遣い持っていかれて残りでやり繰りするより、離婚してからの方が全然楽でした。保育園も学童保育も給食費も全部無料でしたからね。

国や都道府県からの手当てを受給するには、手続きが必要です。1回だけじゃなくて毎年更新することが多々あります。こういう手続きができない人はシングルマザーには向かないかもしれません。自分でたくさん稼げるならいいけど。

養育費対策

公正証書作成

これは絶対にやっておかねばなりません。主に養育費のことについて、きちんと約束をして滞ったときには給料差押えできるように備えます。
公証人役場には二人揃って行かなくてはならなくて、それがものすごく気まずいというか、その約束をするのがめんどくさかったなぁ。
本当に、離婚にはエネルギー使います。痩せなかったけど。

養育費自動振込手続き

旦那給与口座と同じ銀行に自分の口座を開設、妻の立場のうちに自動振込の手続きをしておきました。
給料日の次の日にはちゃちゃっと振り込まれるように。
毎月手作業で振込なんて絶対出来ないと思ったので。その度に催促するのなんて絶対嫌じゃないですか。

引越し先の選定

固定費で一番かかるのが家賃なので、できるだけ安く抑えたい。
幸い、実家の近くにマンモス都営住宅がありました。でも、都営住宅は簡単に入居できません。ひとり親家庭なら優先倍率はありますが、それでもなかなか当たりません。

とりあえず、都営住宅入居を目指して、入居出来た時に学区が変わらない場所にアパートを探しました。
6畳と4畳半、3畳の台所という間取りに駐車場付きで51,000円。ここで子供たちと3人の生活が始まり、2年後には無事都営住宅に入居することが出来、家賃は2万円弱、駐車場入れても3万円くらい。だいぶ楽になりました。

子供たちの気持ち

息子はまだ3歳とか4歳で、多分わかってなかったけど、娘のデコには普通に相談していました。
ママは辛いからパパとは別々に暮らしたいと。
「うん、いいよ」とは言っていましたが、パパ大好きだったので最後の日に電話でパパに「元気でね、ごめんね」的なことを言われて、一生懸命泣くのを我慢していたのを覚えています。

絶対に私がちゃんと幸せに育てなきゃ!!と思いました。やっぱり離婚やめようかな、とは一切思いませんでした。
子供たちがいたので、私のバツイチ生活は前向きに楽しくスタートできましたが、当時の子供たちの本当の気持ちは謎です。

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