2021年現在、年金は65歳からの受給となっていますが、その受給開始の時期を60歳から70歳までの間で自由に選ぶことができます。
それが2022年4月スタートの年金制度改正で、「60歳から75歳までの間」に変わるそうです。
受給を前倒しすると金額は最大30%減額され、先送りすればなんと最大84%増額され、その減額、増額は一生続きます。
75歳までの生活費は年金もらえなくても大丈夫で、
90歳までは余裕で生きるという自信があれば先送り一択?( ^ω^)・・・
何が正解かはその家の家族構成や収入によって違ってきますが、我が家は多分先送り(繰下げ)はしません。
理由① 加給年金がもらえなくなるから。
加給年金:厚生年金保険の被保険者期間が20年以上ある人が、65歳到達時点でその人に生計を維持されている65歳未満の配偶者がいる場合、配偶者が65歳になるまで年金に加算されます。我が家の場合、夫は4歳年上なので70歳に先送りしてしまったら私は66歳です。加算されるはずだった39万×4年分、損してしまいます。
理由② 年金が増額されれば所得税や住民税や社会保険料も増額されるのでトータルでそんなにお得とは思えないから。
年金受給者の住民税非課税の目安が、211万円と言われています。住民税非課税世帯には高額療養費などの自己負担額の軽減等メリットが結構あるので、ギリ超えてしまうようなら、あえての年金前倒しもアリかなとも思います。
理由③ 早く死んでしまったら悔しすぎるから。
この記事を書くのにあらためて勉強し直して思うのは、年金受給者からもものすごい国民健康保険料とか介護保険料とか住民税とか取りますよね。
なるべくちゃんともらって、なるべく払わないでおきたい。と思うと、本当に勉強が必要です。
年金制度改正については、また書きます!
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