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経理部員の呟き

学び

テレビでは楽々精算のCMをよく見ますが,現在、経理関係のクラウドサービスが乱立しています。
CMだけ見ると、それはそれは楽になって経理もこれで出社しなくて済むね〜 なんて思うかもしれませんが、そんなに簡単ではありません。
確かに、日本中の会社が楽々精算使えば問題なしですが、サービスは乱立しているので・・・

請求書を作るまでの手続きは会社によってそれぞれ。みんながエクセルで手作りしていたなら、こういう新しいクラウドシステムに移行できるかもしれませんが、違いますよね。
うちの会社の場合は見積もり、受注、その情報が工場に行って商品が作られ、みんなで原価を入れ、営業が売上を確定させてそれを元に請求書を作る。
これを一個のシステムで行なっているため、その請求書を作る部分だけクラウドシステムに変えるというのは現実的ではありません。

請求書の内容も、得意先によってあーしてくれ、こーしてくれ、という注文が多くて、パッケージで売っているクラウドシステムで対応できるとは思えません。

でも中には、こういうクラウドシステムに移行できる会社も当然あります。
結果、どうなるかというと

色んなクラウドシステムで請求書を作らなければならない
色んなクラウドシステムで請求書を受け取らなければならない
ということになります。
受け取るのはそんなに難しくないけど、作るのは大変です。。

一方で、コロナだろうが何だろうが、請求書は持参しろという得意先もあるし
ファックスで請求書送ってくる仕入先もあるし(まじファックスやめてほしい、、)(T . T)。。

あのCMのように経理が楽々になるには、日本中のシステム統一が必須かと。
出すのも受け取るのも電子化され、請求書のフォーマットも何もかも全部一緒で、みんなわがまま言わない!
そうなったらいいなぁ。
「Peppol(ペポル)」っていう国際規格がどーのっていう記事を見た時、そうなるのをイメージしていたんですが、全然そうなる気がしません。どうなってるの?ペポル。
電帳法改正も準備できてないから2年猶予ね〜とか、超ギリギリになって言うし!!慌ててシステム導入しなくて良かったよ。。

私の会社では、原則、出すのも受け取るのも請求書はPDFメール添付。としています。
もちろん、クラウドシステムも取引先に合わせて対応しています。
9割は、電子化できたかな。。いや、8割か?

電子帳簿保存法、インボイス制度、繰り返し読まないと理解できないの私だけでしょうか。。
本当はまだまだ大変だけど、がんばりましょうね経理の皆さん。

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